お仏具について

お仏具について

<お仏像>
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仏教の教えの具体化された形として、お仏像はつくられました。これに対して私たちは命がけで礼拝し、その功徳をいただこうとします。しかしお仏壇は、祖先をおまつりするのが大きな目的ですから、お仏像は仏教のシンボルであるとともに、先祖のみ霊(たま)のシンボルとしてまつられるのです。
したがってお仏壇の中央の上段に安置し、位牌はその横に建てます。お仏像は彫刻のこともあり、お絵像のこともあります。
新しく買い求めたときは、お仏像にも「開眼(かいげん)式」をします。


<茶湯器(ちゃとうき)>
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お仏壇には毎朝、入れたてのお茶をさしあげましょう。亡くなって間もない仏のためには、お茶の代わりに水をお供えしますが、多数の位牌にさし上げるときは、まとめてお茶をあげます。真宗以外の宗派では、中段に一対、必ずお飾りします。


<常花(じょうか)>
仏教では蓮華(れんげ)を大切に考えています。蓮(はす)が泥のなかから生まれながら、泥にけがされず、清らかに咲くさまを、人間が迷いの世界に住みながらも、よりよく生きる姿にたとえています。しかし、生の蓮はつねに求められないので、造花を立てることになり、そのとき金(きん)は七宝の第一にあげられていますので、最高の蓮華という心で金箔塗りの金蓮華を立てます。真宗の方のみ、中段の外側に一対のお飾りをします。


<高杯(たかつき)>
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お菓子や果物(くだもの)をお供えします。足の高いお皿を用いるのは昔、お膳がなかった時代の食器だからですが、これを神祭に用いたのを御先祖のためにも使うからです。これはまた、先祖へのうやまいの心のあらわれです。高杯の下には半紙を敷き、下段に飾ります。


<仏飯器(ぶつぱんき)>
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朝ご飯がたけましたら、そのお初をまずお供えします。お仏飯は高く盛り、ご本尊とご先祖とに対して二つお飾りするのが正式です。


<香炉>
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お線香や抹香(まっこう)を焚(た)くものです。気高い香りによってみ仏をよろこばすとともに、お仏壇や室内を浄化し、私たちの心をきよらかにします。香の香りで、落ち着いた気持ちでお仏壇に手を合わせることができます。お線香は立てたり横に寝かせたりしますが、別に宗派にこだわる必要はありません。ただ、立てた線香は火の用心がいります。


<五具足(ごぐそく)>
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花一対、ローソク立(たて)一対、焼香用香炉一つの五つで一組です。香炉は中段中央、花立ては下段外側、ローソク立を下段内側にお飾りしますが、正式には中段に卓(じょく)を置き、その上に五具足をならべて飾ります。
普段は左側に花立一個、右側にローソク立一個、中央に香炉を飾る「三具足(みつぐそく)」でも結構です。


<吊灯籠(つりとうろう)、置灯籠(おきとうろう)>
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平安時代の華美な阿弥陀堂(あみだどう)に、シャンデリアのように美術品の釣灯籠(つりどうろう)を飾ったのがおこりです。仏様の御面相を照らしたり、お仏壇のなかをあかるくするためのものです。
本来、油の灯を使いますが、いまは豆電球が多くなりました。油の灯に虫が集まり、死ぬのを防ぐのと、装飾のために籠(かご)をつけたのが、現在の形になりました。


<お掛け軸(おかけじく)>
ご本尊【お仏像】の左右に、それぞれの宗派と深いかかわりのあるお方を安置します。お仏壇の大きさに応じて種類も豊富にありますが、これは強制的ではないので、自分の信仰する仏や、参詣したところでお受けしたお軸もかければよいでしょう。


<りん>
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経机の右側のたたみに置きます。お経本には、この「りん」をならす個所が印されています。壮厳な雰囲気(ふんいき)と強く長く響く音によって、邪念を払い、無欲の心になるためとされています。ならし方は、内側から軽くたたき上げます。{りん}棒は金襴を巻きつけたものが、よくひびきます。
参考文献:「仏教おもしろ雑学(梧桐書院)」
posted by ごくらくや at 12:48 | 豆知識